今年に入って調剤薬局の倒産が過去最高のペースで進んでいる。しかし、人口の高齢化で医療費の増大は続いており、調剤薬局には追い風のはずだ...
三菱重工業の子会社MSJ資産管理(旧 三菱航空機)が東京地裁に特別清算を申請し、3月から進めていた清算手続きを完了した。国産初のジェット旅客機の実現を目指した巨大プロジェクトの後始末が終わった格好だ。負債額は過去最高の6413億円に達した。
酒蔵の倒産が相次いでいる。しかも零細企業ではなく、長い歴史を持ち地元を代表する老舗酒蔵ばかりだ。日本食ブームと共に、海外でも高く評価されている日本酒。酒蔵ごとに製法や味が異なるだけに、その経営破綻は「酒造文化」の多様性を失うことを意味する。
東芝再建の一角をなす、キオクシアホールディングスと米半導体大手のウエスタン・デジタル(WD)との経営統合が白紙に戻った。キオクシアとの関係強化を目指す韓国SKハイニックスが同意しなかったのが響いた。東芝同様、出資者の多さが仇になった格好だ。
ミュージック・テイト(新宿区)は8月23日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約1億2000万円。老舗レコード店として有名だった「帝都無線」の運営会社から会社分割により設立。一部店舗を引き継ぎ、都内で出店していた。