安藤氏は、チキンラーメンの量産に成功した後、模倣品の乱発もあり、自身が開発した即席麺の製造技術を積極的に特許化します。そして模倣品の乱立を防ぎつつ、知財を他社にライセンス供与して収益化を図ると同時に、即席麺の市場全体の拡大に大きく貢献します。
実はこれ、本コラムで何回か取り上げてきた、CJM(カスタマー・ジャーニー・マップ)の第4象限「テックギークスタートアップ」の戦略と類似するものです。この戦略の詳細は次回のコラムで書きますが、まずは下図をご覧ください...
アプリが誕生して12年。その草創期から株式会社ヤプリはアプリに関わってきた。同社はスマートフォンやタブレット端末などだからこそ表現できる挙動が可能なアプリの開発を進める。その事業にCFOとして2017年から携わっているのが角田耕一氏だ。
2012年12月、3Dプリンター業界に激震が走った。業界最大手の米ストラタシスとイスラエルのオブジェットの合併。その企業価値は30億ドル規模。日本の販売代理店にも衝撃的なニュースとして伝わった。デジタルファクトリーの阿井辰哉もその一人だ。