焼肉ビジネスが、ようやく本業で黒字を確保できる状況になってきた。主な上場焼肉チェーンの業績を見てみると、回復過程に差はあるものの各社がそろって黒字化を達成できる見込みとなった。
焼肉店「焼肉きんぐ」などを運営する物語コーポレーションと、「あみやき亭」を運営するあみやき亭がそろって業績を伸ばしている。両社ともに新しいステージにワンランクアップしたようだ。
焼き肉チェーン店のあみやき亭がコロナ禍前の状態に戻る見通しとなった。同社は2024年3月期に売上高346億円(前年度比21.2%増)、営業利益18億円(同4.26倍)を見込む。
コロナ禍からの回復に力強さを欠いていた焼き肉チェーン店のあみやき亭が攻勢に転じた。同社は4年ぶりに企業買収に踏み切り、焼肉やホルモン焼き、焼鳥事業を拡大する。
焼き肉チェーン店「焼肉きんぐ」を展開する物語コーポレーションと、焼き肉チェーン店「あみやき亭」を展開するあみやき亭の業績回復力の差が鮮明になってきた。何が両社の好不調を分けたのか。
安楽亭の売上高が戻りません。2022年3月期第1四半期の安楽亭業態の売上高は前期比0.3%減の20億4,700万円でした。あみやき亭焼肉事業の2022年3月期第1四半期の売上高は前期比22.4%増の37億2,000万円。安楽亭の出遅れが鮮明です。
あみやき亭が2021年7月2日に発表した2022年3月期第1四半期決算では、12億円を超える営業赤字を余儀なくされた。通期では1億円強の営業利益を予想するが、第1四半期の落ち込みをどのように挽回するのか。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、2021年3月期に創業以来初の赤字に陥った、焼肉店「あみやき亭」などを運営するあみやき亭<2753>が、1年で黒字に転換する見通しを公表した。
焼肉のあみやき亭が苦戦している。2020年3月期の利益が当初予想より大幅に下回る見通しだ。国産牛肉相場が高止まりしているほか人件費なども上昇しているためで、営業利益、経常利益、当期純利益がいずれも20%前後の減益となる。
愛知県を拠点とするあみやき亭が東京都心部攻略を目的に5年ぶりに、ホルモン焼き店「ホルモン青木」を展開する杉江商事(東京都江東区)を買収した。都心部での出店をどのように進めていくのか。