一方、ジーンテクノサイエンスの成長を担うのがバイオ新薬事業だ。とりわけ体内の病原である特定の分子を狙い撃ちし、その機能を抑えることによって安全かつ有効に病気を治療する「分子標的治療薬」に強い。分子標的治療薬は効果が高いと同時に、副作用の少ないがん治療薬として医療ニーズが高い。
免疫関連タンパク質の機能研究から出発した同社は、体内に侵入した病原菌と結合し、それらを無毒化するような働きを持つタンパク質である「抗体」の仕組みを治療に応用...
契約書レビュー(契約内容の再検討)業務は長時間かかるケースが多い。手間がかかり業務効率の余地がある契約書レビューを、AI(人工知能)を活用して自動化しようという京都大学発のベンチャー企業が誕生した。
メディアで華々しく取り上げられるベンチャー企業のファウンダーや代表者。その陰には事業を軌道に乗せるためのプロがいる。過去に取り上げた4名の若き黒子たちを紹介