「M&Aの手法」を理解するための3つの観点とは
M&Aの手法はいくつかありますが、個別の手法の詳しい説明は置いておき、まずはM&Aの手法を3つの観点で大まかに捉えてみることからはじめましょう。
M&A Online
| 2021/9/7更新
2018.03.01
現物出資における他のメリットとしては手元資金がなくてもM&Aを実施できることが挙げられる。例えば、自社株を対価としたTOBは現物出資の枠組みで実施することになる。自社株対価TOBは資金的に余裕のない新興企業が他社の買収を実施したい場合や融資だけでは買収資金が手当できない大型案件にも活用できる手法として期待される。
ただし、会社法上は先ほど触れた検査役による調査が必要となるほか、株価の変動によっては株式の有利発行となるため株主総会の特別決議が必要になるなどのハードルもある...
M&Aの手法はいくつかありますが、個別の手法の詳しい説明は置いておき、まずはM&Aの手法を3つの観点で大まかに捉えてみることからはじめましょう。