「MacBook」大幅値上げ、「iPhone14」はこうなる

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円安と値上げの「ダブルパンチ」も…

しかし、この程度の値上げでは済まないかもしれない。米国では「MacBook」を値下げしているが、「iPhone14」シリーズはカメラの解像度が上がったり、画面のノッチ(切り込み)を縮小するなどの全面改良が予定されており、米国価格も値上がりするとの予想がもっぱら。

仮に米国で10%値上がりして「14 Pro」の米国価格が1099ドルになれば、日本価格は15万1257円と15万円の大台を超え、「14」は879ドルで12万803円に跳ね上がる。

それだけで済めばよい方だ。円安がさらに加速すれば、アップル為替レートもさらに上がる。仮に実勢レートで同140円まで円安が進めば、アップル為替レートは同145円に設定されるだろう。

10%値上げと重なれば、「14 Pro」は15万9355円と16万円に迫り、「14」では12万7455円と現行の「13 Pro」の日本価格を上回る。アップルユーザーにとっては毎年楽しみな新型「iPhone」の発表だが、今年は円安と価格に気をもむことになりそうだ。

文:M&A Online編集部

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