しかし、かなりの失敗確率(すなわち死)を冒してまして、はるか東方のインド諸島まで木製の帆船で出かけていくほどの見返りが調味料から生まれるものなのだろうか。投資家側からしてもリスクとリターンが合わないのではないか。それが自身で感じていた素朴な疑問だ。
しかし、今回のコロナ危機を機に、改めて文献に目を通していて気づかされたことがある。当時、香辛料は単なる調味料や保存料の域を超えた「医薬品」だった可能性があるということだ。もちろん現代医学における高度な「医薬品」ではない...
今回のコラムは、「経営者の監視ができる仕組み」に関する現行のコーポレートガバナンス制度の有効性を前提としつつ、経営者の不正がなくならない原因について考えを述べてみたい。