脱炭素の取り組みも推進する。2050年ネットゼロ(温室効果ガス(GHG)の排出を実質ゼロ)達成を目標に掲げ、大気中から二酸化炭素(CO₂)を取り除くネガティブエミッション技術の活用に注力する。
特に、大気中から直接CO2を回収して地中に貯留する「ダイレクト・エアー・キャプチャー(DAC)」事業の拡大を図る。既に世界最大規模のCO2回収施設の建設を進めており、DACプロジェクトに11億ドル(約1,570億円)の資金を投じる計画だ...
2023年6月26日に半導体素材大手JSRが、官民ファンド産業革新投資機構の買収を受け入れると発表しました。半導体産業の再編を官民ファンドが主導する意義は大きく、半導体を国策として取り組むという政府の強い意志を感じます。産業革新投資機構とはどのような会社なのでしょうか?
物言う株主との対立など株主総会をめぐる紛争の増加で、「総会検査役」を選任するケースがここ数年急増している。今年もコスモエネルギーホールディングス、フジテックなど8社10件(申し立て中を含む。6月14日時点)と前年に続き2ケタ台に乗せる勢いだ。
三菱電機は子会社の米ICONICSを通じて、シーケンサなど工場自動化(FA)機器による生産現場の監視制御やデータ収集ソフトを手がける英ICONICS UK(英ダドリー都市特別区、従業員56人)を買収すると発表した。買収額は非公表。
ユニゾホールディングスが4月末、破綻した。同社は元々、みずほ銀行系不動産会社。みずほ銀行系にはヒューリックがあるが、今や不動産準大手の一角を占める。ユニゾ、ヒューリックは敵対的買収の洗礼を受けたことで共通するが、何が今日の明暗を分けたのか?