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【現場の声】総合情報サイト「All About」トップが語る。ゲーム会社のM&Aの狙いや経緯について

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オールアバウト代表取締役社長江幡哲也氏

ゲーム会社とのM&Aは
考えていなかったそうですが……。

 そうですね。単にゲーム業界への参入を狙ったM&Aは、今も考えていません。ファイブスターズゲームに魅力を感じたのは、同社の持つ位置情報ゲームの開発基盤と、当社グループの持つ多様なリソースを、いろいろな形で連動させ、シナジーを生むことができるからです。

 さまざまな事業展開が考えられますが、O2O(※)がひとつのキーワードになります。O2Oと位置情報ゲームのプラットフォームは親和性が高いため、同社のプラットフォームを元にリアルと連動した位置情報ゲームアプリを開発するなどして、ゲーミフィケーション(※)の要素を含んだO2Oを提案していきたい。O2Oにゲーミフィケーションという発想はそれまで持っていなかったので、非常に面白い仕掛けができると期待しています。

 ※O2O(オンラインtoオフライン):インターネット上の情報発信によりリアルな店舗への集客を促すマーケティング施策

 ※ゲーミフィケーション:ユーザのモチベーションやロイヤリティを高めるためにゲームデザインの技術やメカニズムを応用すること

具体的にはどのような仕掛けが考えられますか?

 例えばスタンプラリーのように、実際の店舗に足を運ぶことでポイントをためながら進めていく独自のゲームアプリを開発・提供する。流通業やFCのクライアントであれば、プラットフォーム自体の導入を提案することも可能だと思います。

 グループ各社でファイブスターズゲームが保有するノウハウを活用して、エンタテイメント的な要素を持つソリューションを展開していくつもりです。

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