そうですね。単にゲーム業界への参入を狙ったM&Aは、今も考えていません。ファイブスターズゲームに魅力を感じたのは、同社の持つ位置情報ゲームの開発基盤と、当社グループの持つ多様なリソースを、いろいろな形で連動させ、シナジーを生むことができるからです。
さまざまな事業展開が考えられますが、O2O(※)がひとつのキーワードになります...
日本唯一のきのこ総合企業グループであるホクト(長野県長野市)。エリンギ、ブナシメジ、マイタケといった人気のきのこの開発から販売までを一貫体制で取り扱っている。同社は2013年、伊藤忠商事のグループ企業でレトルトパウチ食品を製造するアーデン(長野県小諸市)を買収した。今回はM&A責任者として買収を成功に導いた専務取締役の小松茂樹氏に、M&Aに至った経緯や今後の経営方針についてお話を伺った。
業績堅調な事業であったが、経営資源の選択と集中を図るため譲渡を決断。譲渡について考える中で不安だったことや決断のポイントは何だったのか、ご紹介する。