M&Aでは企業風土の融合が大事とも言われます。

 私は、企業風土は多様であるほうがいいと思っています。オールアバウトのサイトは月に3千万~4千万人に利用していただくまでになっていますが、今やユーザは皆、情報武装していますから、ありきたりのことでは興味を持ってもらえません。そこで何千人、何万人の専門家ネットワークを駆使するわけですが、それを取りまとめる社員たちが“金太郎飴”では困ります。会社もグループ全体も、ライオンもいればキリンもシマウマもいる“動物園”であってほしいですね。

 将来のビジョンなどについて共感できる基盤は不可欠ですが、その基盤の上にいろいろな企業、人にいてほしいので、M&Aにおいても「共感性」と「多様性」を重視しています。

最後に、今後のM&A戦略についてお聞かせください。

 ベンチャー企業が成長を遂げていくためにはチャレンジ、変化が必要であり、M&Aはチャレンジ、変化を実現するひとつの手段です。これからもチャンスがあれば、スピード感を持って進めていくつもりです。

本日はありがとうございました。




M&A情報誌「SMART」より、2015年10月号の記事を基に再構成
まとめ:M&A Online編集部