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1年目から月商7桁に到達したライターの体験記(最終回)高単価を維持する秘訣

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※画像はイメージです Photo by Alexandra Gorn on Unsplash

エッセイやコラムの仕事も増えた

重要な点として、エッセイやコラムの仕事も増えたということです。ライターという仕事には、“あがり“がありません。ゴールがないのです。しかし、書くことが好きな人が集まっていますから、やはり自由に書きたい、私見を発表したいという思いはあるのではないでしょうか。

私も密かに、「自由に書いてみたいな」という願望を持っており、それが少しずつ叶っているので、とてもありがたいと思っています。型にはまった文章を書き続け、教科書通りのきれいな文章を納品し続けた先に、エッセイやコラムの仕事は待っていないのではと思うのです。

しかも私の場合は、1円ライターのころから、比較的自由に書いて良いといわれる案件に巡り合ったので、スタートダッシュのご縁は非常に良好なものでした。その後も、ニュースを書いてバランス感覚を養うなど、幸運なキャリアを積むことができました。

無自覚に仕事をしていた先に、エッセイやコラムの仕事が待っていたわけですが、「いつかは自由に書いてみたいな」という思いを捨てずに、ずっと仕事をし続けたことが、今の生活につながってきたのかなと思っています。

ライターに未来はあるのか

それでも、この先どうなるのだろうという思いはあります。

Webライターに未来はあるのかというと、まったく先のことはわかりません。今後は自営業・フリーランスがより増えてくると考えられます。なぜなら、日本の雇用環境の整備が遅れており、流動化されていないので、働くならフリーで、自営でと考え、プチ起業する人も増えると予想されるからです。

よって、自営業として仕事を効率よく受発注したい人も増えるので、クラウドソーシングやSNSを経由した受発注が増えると見込んでいます。そして、時代は人手不足です。この人手不足は、団塊の世代が鬼籍に入る2030年頃まで続くと予想しています。

いま、いわゆるコンテンツマーケティング・バブルだということは、私も自覚しています。そのバブルの上に、高単価でゆとりある生活が成り立っていることも、わかっているつもりです。あと10年の間に、実力・実績ともに着実に積み重ねて、次の冬の時代を乗り切ろうと考えています。

ライターを副業でしてみたいと思うのであれば、いつでも門は開かれています。最初は仕事を受注するものが大変ですけど、だんだんと実績が実績を呼んで、楽になりますので、会社員の副業におすすめです。

以上、全6回で1年目から月7桁の売上になり、今は自由なコラムも多い「名もなきライター」のキャリアについて、お届けしました。できる限り、読者に学びがあるように書いてみました。ご愛読ありがとうございました。

文:名もなきライター

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