牛丼チェーン店「吉野家」などを運営する吉野家ホールディングスは、2025年10月17日から冬季限定で、2019年に子会社化したラーメン店「ばり嗎」などを展開するウィズリンク(広島市)とのコラボメニューを吉野家の店舗で販売する。
自動車や工作機械、電力、生命保険などの企業向けにソフトウエア開発を手がけるSYSホールディングスが、順調にM&A件数を伸ばしている。多様な技術力のニーズにM&Aで対応するのが狙いだ。
オムロンは企業が従業員の健康を維持、向上させる取り組みであるコーポレートヘルス事業を本格展開する。iCARE(東京都品川区)を子会社化し、オムロンとiCARE両社の知見を活用した新サービスの開発に着手。2025年11月からデータ分析の実証実験に入り、2027年3月末までに新サービスの提供を始める。
屋外ベルトコンベヤー部品で国内トップシェアのJRCが、M&Aを加速させている。2024年に4社を子会社化したのに続き、2025年9月18日にプラント機器の据え付けなどを手がけるセイコーテック(横浜市)の子会社化を発表した。
みずほ系リース大手の芙蓉総合リースが企業・事業買収を活発化させている。同社が2025年に適時開示した案件は4件(国内3件、海外1件)で、2010年以降では2023年の3件を上回り最多となった。
歯科分野のプラットフォーム(商品などの提供者と利用者をつなぐ基盤)事業を展開するメディカルネットは、2028年5月期までに売上高120億円、営業利益15億円を達成するとしていた目標を1年先送りにした。
化粧品や健康食品などの通信販売事業を手がける中堅企業のプレミアアンチエイジングと、同業の北の達人コーポレーションが相次いでM&A推進の方針を打ち出した。、同業界でM&Aはトレンドなるだろうか。
情報システムなどを企画から運用、保守までを一括して請け負う事業者であるSIer(システムインテグレーター)にM&Aの動きが広がっている。M&Aを活用して事業拡大や人材確保を進めようとの狙いが背景にある。
九州北部の私鉄大手である西日本鉄道は2025年10月に、農業分野に特化した卸売会社のヒノマル(熊本市中央区)を傘下に持つヒノマルホールディングス(東京都中央区)を子会社化する。
中堅SIer(システムインテグレーター)であるJFEシステムズは、重点成長事業に位置付ける「ERPソリューション」と「基盤サービス」でM&Aを活用する。これにょって製鉄所向けシステムの落ち込みをカバーする。