中古ブランド品売買最大手のコメ兵ホールディングスが、企業買収を活発化させている。中古ブランド品のリユース市場は、国内外で高い成長が見込まれており、同業者によるM&Aも増加傾向にある。
サンマルクホールディングスが、牛カツ定食店などを運営するジーホールディングスを子会社化する。2027年3月期以降の成長の軸となるサンマルクカフェ、鎌倉パスタに次ぐ第3のブランド確立に向けた投資だ。
能美防災は積極的なM&Aを目標に掲げた「中長期ビジョン2028」を策定した2022年以来、3件目となるM&Aに踏み切った。2024年10月1日に電気通信工事会社のシステムズ(仙台市)を子会社化したのだ。
鉄人化ホールディングスが、攻勢に転じた。来期以降を見据えて3年ぶりにM&Aを再開し、焼き鳥・うなぎ専門店を経営する鳥竹(東京都渋谷区)を傘下に収めた。鳥竹に次ぐM&Aは活発化するだろうか。
学研ホールディングスがM&Aを活発化させている。2024年10月1日に、認知症高齢者グループホーム6事業所と、講談社こども教室事業をそれぞれ譲り受けた。次のターゲットはどこなのか。
2024年9月のM&A件数は115件と前年の77件を大幅に上回り、9月単月では過去10年で最多となった。取引金額は案件が積み重なり、前年同月比2.27倍の7538億円まで伸びた。外食・フードサービスで例月以上に案件を重ねた。
終活情報のポータルサイトを運営する鎌倉新書が、配当性向をこれまでの20%ほどから100%(または年20円配)に引き上げるとともに、配当後(年20円配当の場合)に発生する余剰資金をM&Aに振り向けることを決めた。
米国の製鉄会社USスチールの買収で注目を集める日本製鉄の動きが活発化してきた。同社は2024年9月24日に、韓国の製鉄会社ポスコホールディングスの保有株式(保有割合は3.42%)を売却することを決めた。
筑豊ラーメン「山小屋」を展開するワイエスフードが2024年12月に、米国とメキシコでラーメン中心のレストランチェーンを展開するTajima Holdings(カリフォルニア州)を子会社化することになった。
建設機械や建設車両大手のコマツが、8年ぶりに企業買収に踏み切る。同社は2024年10月にマレーシアの建設機械や鉱山機械の販売会社UMW Komatsu Heavy Equipmentを子会社化する