解体業者の倒産が急増し、2025年は1〜10月で53件と過去最高ペースとなっている。人手不足や処理費高騰などが背景で、業界再編を促すM&Aも進まず、供給力低下が懸念される。老朽化対策や災害復旧にも影響し、日本経済の基盤を揺るがす恐れがある。
電気やガスの取次販売(契約代行)などを手がけるラストワンマイルは、M&Aを積極的に推し進める方針だ。買収した企業の業績が寄与し、2025年8月期に過去最高の業績を更新したことを受け、引き続きM&Aを活用することにした。
自動車部品を製造するフジオーゼックスが、この2年ほどの間に買収した2社の業績向上に苦戦している。2025年3月期は両社を含む事業部門である「その他事業」のセグメント利益が赤字に転落した。
セキュリティーソフトなどを手がけるフーバーブレインは、サイバー攻撃の脅威が高まる中、セキュリティー対策の重要性が増していることを好機と捉え、M&Aによる非連続な成長を目指す方針を打ち出した。
ラーメン業界で、店舗の買収や将来のM&Aを見据えた持ち株会社体制への移行などの動きが活発化している。ラーメン市場は拡大しているものの、寡占化が進んでおらず、シェア拡大の余地が大きいことが背景にある。
自動車やカメラ向けなどにマグネシウムやアルミニウムの合金部品を供給するSTGは、今後年間1件以上のM&Aを実施する。事業の成長スピードを高めるため、M&Aを成長戦略の中心に据えることにした。
ホームセンター大手のDCMホールディングスが2025年12月に、今年2件目となるM&Aに踏み切る。M&Aによる事業領域拡大戦略の一環で、2022年と2023年に1件ずつだったM&Aが、2025年は2件とペースが上昇している。
来店型の保険ショップを運営するアイリックコーポレーションがM&Aを加速させている。2018年の上場以降、2019年から2024年までの6年間に3件のM&Aを実施したが、2025年はすでに2件に達し、ペースが上昇している。
カフェやレストランを運営するサンマルクホールディングスがM&A戦略を変更し、5年間(2025年3月期~2029年3月期)に100億円以上としていたM&A投資枠を削除した。
富士通は10月末、AI(人工知能)を活用したデータ分析などを手がけるブレインパッド(東証プライム)を買収すると発表した。取得金額は約565億円。3兆5000億円超の売上高を誇る同社として小粒の買収だが、実は別の意味を持つ。