SaaS(インターネット経由でソフトウエアを利用できるサービス)企業の成長モデルが転換点を迎えている。AI(人工知能)の活用により、収益性への影響が意識されていることが背景にある。
マウスなどパソコン周辺機器で国内大手のエレコムは2026年4月、スマートフォンやパソコンの関連機器メーカーである多摩電子工業(川崎市)を傘下に収める。製品カテゴリーの拡大と成長分野への投資を進めており、今回のM&Aはこの方針の一環。
ブラインド・スクリーン国内最大手の立川ブラインド工業が、M&Aに舵を切った。2026年12月期から2028年12月期までの中期経営計画に、トップライン(売上高)の拡大に向け、M&Aでリフォーム需要の取込みや商材拡大を進める方針を盛り込んだ。
繊維老舗のダイドーリミテッドが、配当重視から成長投資重視へ経営方針を転換した。構造改革やM&Aの進展により、12期連続の営業赤字だった業績が2026年3月期は営業黒字に転換する見通しとなったことから、方針転換に踏み切った。
不動産大手のヒューリックが、事業モデルの転換を進める。同社は2026年2月に公表した中長期経営計画(2026年12月期〜2036年12月期)で、不動産事業を基盤としながら、M&Aや企業投資を活用して新規事業を拡大する方針を示した。
乗換案内の駅探が、地域マーケティングプラットフォーム構想(経路検索や移動データを活用し、広告や販促などにつなげる取り組み)を見直す。2021年から成長戦略として推進してきたが、構想の定義が曖昧で収益化に時間がかかる事業構造となっていた。
半導体装置の中古販売や部品・修理サービスを手がけるTMHは、ホワイトスペースM&A(自社の事業ポートフォリオにおける空白領域を埋める企業買収)と代理店ビジネスを成⻑ドライバーに位置づけ、2030年代に売上高を現在の10倍以上の1000億円に引き上げる。
カラオケ店まねきねこを展開するコシダカホールディングスが、海外展開を加速する。人口減少や少子高齢化を背景に、国内のカラオケ利用者数の減少が見込まれる中、海外市場への進出を本格化させる。
大手リースの東京センチュリーは、オーストラリアのレンタカー会社Bargain Car Rentals Australia Pty Ltdの全株式を取得し、子会社化する。単独では初めてとなる海外レンタカー事業の取得で、株式取得日は2026年4月の予定。
世界規模で核融合ビジネスに民間資金の流入が進み、スタートアップが数千億円規模の資金を調達するケースも現れた。京都フュージョニアリングの小西哲之会長CEOが、資金調達や成長戦略について日本記者クラブの会見でM&A Onlineの質問に答えた。