アイロボットの株価は24日時点で18ドル48セント(約2737円)と買収同意価格の61ドル(約9035円)を大きく下回り、予定通り買収を進めれば、330%ものプレミアムになる。成長著しいスタートアップならともかく、アイロボットは「成長期を過ぎ、停滞期に入ったベンチャー」との見方がもっぱら。アップルの株主からは「買収額が高すぎる」との反発は避けられないだろう。
同様の事態は仏LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンによる米ティファニーの買収で起こった...
近鉄グループホールディングスは、近鉄エクスプレスの子会社化で業績が急伸している。ただ先行きについては暗雲が立ち込めており、その理由も近鉄エクスプレスのM&Aにある。