【福島・東邦銀行】独自色を打ち出す|ご当地銀行の合従連衡史

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
一際目立つ東邦銀行のロゴマーク(新宿支店)

相次ぐ合併劇と下位行の存在

東邦銀行は設立後、相次いで県内の地域金融機関をM&Aしていく。1942年には三春銀行、猪苗代銀行、岩瀬興業銀行の営業を譲り受け、翌1943年には矢吹銀行、田村実業銀行、磐東銀行を吸収合併した。さらに、1944年には福島貯蓄銀行を吸収合併する。本店を郡山市から福島市に移したのは、その2年後、1946年のことである。

では、福島市の地場の有力地銀はほかにあるのだろうか。いずれも第2地銀の大東銀行<8563>や福島銀行<8562>を挙げることができる...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5