東邦銀行を生んだ3行、郡山商業銀行、会津銀行、白河瀬谷銀行はどのような銀行だったのか。
郡山商業銀行は1920年に創立し、昭和期に入って白川実業銀行、川俣銀行という銀行を買収している。このうち白川実業銀行の源流は、棚倉協同舎という銀行類似の組織だった。一方の川俣銀行も、その源流は川俣永続社という銀行類似の組織だった。会津銀行は1893年に創立された棚倉銀行にさかのぼることができる...
2020年10月に合併が予定されている十八銀行(長崎市)と親和銀行(佐世保市)。しのぎを削ってきた地域有力地銀は、ふくおかFG、西日本FG、九州FGという九州地区の地銀再編のなかで、両雄並び立たずなのか。
ご当地銀行の合従連衡史の4回目は、鹿児島。地元金融界の支柱的な存在である鹿児島銀行は2015年、熊本の肥後銀行と共同株式移転方式(持株会社の設立)により合併し、九州フィナンシャルグループ(九州FG)の子会社となった。