【セコム】新事業が祖業を逆転のM&A、今後の勝算は?

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 最後に注目したいのが、セコムの財政面の健全性についてである。先に示した一覧表にあるとおり、同社は事業領域を拡大するために非常に多くのM&Aを繰り返してきた。創業者で取締役最高顧問の飯田亮氏は「社会的に意義のある事業なら、リスクを恐れず挑戦する」との方針を打ち出し、「いずれ既存事業と結びつく」と直感的に判断した案件も多いという。それらの実行には巨額の資金やリスクが伴うものだが、セコムの財務状況は下図のとおりである...

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