その後、2005年にカハラ・ホテル・インベスターズLLC が買収し、独立。2006年には、現在の「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」に改名、リーディングホテルズグループに加盟し、運営はランドマーク・ホテルズ・インクに委ねられた。翌年から5200万ドルをかけた全室リニューアルを開始し、2009年に完成。さらに、その年の2月からオークラホテルズ&リゾーツ(OHR)に加わり、ホテルオークラとマーケティング契約を締結した。前回「ハレクラニ」を取り上げた際にも触れたが、2007年にハレクラニの日本での予約関連業務を帝国ホテルに奪われた形となっていたオークラにとっては、人気観光地であるハワイの名門ホテルとの提携は大きかったはずだ。

そして、創業50周年という節目の2014年に、日本で会員制高級リゾートホテル「エクシブ」などを運営するリゾートトラストが2億9千万ドルでザ・カハラ・ホテル&リゾートを取得した。リゾートトラストが海外のホテルを経営するのは初。ザ・カハラ・ホテル&リゾートを足掛かりに海外展開をしていく目論見だ。2019年3月期を初年度とする次期中期経営計画では、最大5カ所のホテルを海外でオープンすることを視野に入れているとのこと。ゆくゆくは、世界各国に「エクシブ」がある、なんてことにもなるのかもしれない。

文:M&A Online編集部

「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」公式サイト(日本語)

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