我々が教えられる一般的な米国建国の歴史は、1620年にメイフラワー号に乗って米国にたどり着いた「ピルグリム・ファーザーズ」の物語から始まる。プリマス植民活動*だ。ヨーロッパでカトリック勢力に迫害されたピューリタン達が、理想のキリスト教国家の建設を目指して向かった新天地。それが北米大陸であるという物語だ...
前回まで米国におけるデュアルクラスの普及について解説した。翻って日本はどうか。日本でも数年前にこのデュアルクラスについて議論が盛んになったことがある。実は「単元株制度」を用いて実質的にデュアルクラスと同じ効果を持たせることができるのだ。
コーポレートガバナンスに関する議論が盛んだ。しかし、結局のところ「すべての利害関係者にとって有益な企業となるよう、うまいことやりましょう。」という、差し障りのない結論しか聞こえない。 では、正しい議論をするための課題設定はどう設定すべきか。