最初の植民船とされるメイフラワー号を描いた切手。実はその到着以前に英企業による植民活動が始まっていた。(Photo by U.S. Embassy The Hague) (https://www.flickr.com/photos/usembassythehague/7843586494)
以前、東インド会社について、そのビジネスモデルを簡単に整理した。ヴァージニア会社についても、簡単に「ビジネスデューデリジェンス」をしてみよう。
■ヴァージニア会社は、純然たる民間事業
ヴァージニア会社は民間企業である。東インド会社も含め、初期のイギリスの植民事業会社は、基本的には民間事業だ。王室はこれに「勅許状」を与えているという形で関与している。勅許状とは、事業許可証であり、独占権の付与証書であり、その見返りとしての税の取り決めなどが定められた証書である...
今回のコラムは、「経営者の監視ができる仕組み」に関する現行のコーポレートガバナンス制度の有効性を前提としつつ、経営者の不正がなくならない原因について考えを述べてみたい。