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ポラリス・キャピタルが100億円で買収したチーズタルト屋「BAKE」は順風満帆のようです

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ベンチャーキャピタルPEファンドの違いって?

ポラリスはこの発表の通り、BAKEのIPOを狙っています。ポラリスの実績からすると、おそらく3年後だと思います。日本中がオリンピックに湧くちょっと前くらいじゃないかと。

ポラリスはベンチャーキャピタルではありません。PEファンドです。ベンチャーキャピタルPEファンドの違い。あまりよくわからないですよね。

今回の買収案件は、そこがわかると、BAKEの成長性にどれほどの期待がかかっているかわかるのです。

▼ざっくりとした、ベンチャーキャピタルPEファンドの違い

投資先企業ステージ 投資先の企業数
ベンチャーキャピタル 導入期から成長期
PEファンド 成長期から成熟期

すなわち、ベンチャーキャピタルは、Tシャツ姿で夢を語る、キラキラした若者にカネをバラまくイメージ。その中の数人が、後になって莫大なカネを返してくれればいいや的な。

PEファンドは着実に稼ぎを出す、ネクタイを締めた誠実な青年に絞って投資するのです。

毎年赤字垂れ流し、みたいな夢と希望だけでできているバイオベンチャーに出資をしているのは、ほぼすべてがベンチャーキャピタルです。

では、PEファンドはどうなのか。典型的な投資手法をご説明します。

下図をご覧ください。企業のライフサイクルを表しています。企業も人間と同じくライフサイクルがありますね。

出典:GLOBIS「製品戦略や事業戦略に『ライフサイクル』を活用する」

導入期から成長期にかけての企業は、利益ゼロ、3期連続赤字みたいな企業が多いです。いわゆるベンチャー企業。その急カーブを抜けて、成長期後半に入ってきた企業は、キャッシュフローが十分回るようになります。

PEファンドが狙うのはここです。理由は1つ。

①銀行からお金を借りやすいから

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