オプテックスグループのM&A戦略が軌道に乗ってきた。遠赤外線式自動ドアセンサーを世界で初めて実用化した同社は、いまやセンシングソリューションとインダストリアルオートメーションを柱とするグローバルニッチ企業へと進化した。その原動力がM&Aだ。
京都府の地域金融としては地銀の京都銀行がある。ほかは京都中央信用金庫、京都信用金庫、京都北都信用金庫(宮津市)などの信金勢であり、京都はこれまで“信金王国”と呼ばれてきた。
“金利がある世界”になり、規模のメリットを求めて県境を越えて合従連衡する地方銀行の中で、千葉県内では圧倒的なシェアを有する千葉銀行<8331>が、県内第3位の千葉興業銀行との経営統合を2025年9月29日に発表した。
四国地方を代表する私鉄「ことでん」。正式な社名は高松琴平電気鉄道といい、バス・タクシー事業を行う「ことでんバス」、駅業務の受託やコンビニエンスストア業務を行う「ことでんサービス」、ゴルフ場経営の「高松グランドカントリー」などの関連会社を擁し、「ことでんグループ」を経営している。
2025年11月のM&A件数(適時開示ベース)は、前年同月比12件減の110件、金額は3903億円と同約7割の大幅減だった。1000億円を超える大型案件がなかったことが金額減の要因だが、件数は節目の100件を4カ月連続で超過しており、取引は依然として活発といえる。
日清食品HDは「チキンラーメン」や「カップヌードル」といった世界的ブランドを創り上げ、近年では湖池屋の買収や完全栄養食「完全メシ」など、食カテゴリー内での多角化と海外展開を積極的に進めている。悲願の「2030年に売上1兆円」は達成できるか?
静岡県には多くの私立銀行・金融機関が群雄割拠していた。その多くは静岡銀行に集約されてきたが、県東部の沼津市には2つの地方銀行が存立している。1つはスルガ銀行。そしてもう1行が第二地銀の静岡中央銀行である。
10月は上場企業間の資本業務提携では筆頭株主の交代が相次いだ。その顔ぶれは日本航空電子工業、ウェルス・マネジメント、アールシーコア、大黒屋ホールディングス。なかでも大黒屋HDでは筆頭株主にとどまらず、親会社の異動に発展することになった。
東芝が決算発表を遅延したことで、巨額損失が再び話題となっています。東芝が採用する「プッシュダウン会計」と呼ばれる会計処理とのれんについてビズサプリの三木会計士がわかりやすく解説します。
内部統制や内部監査に係わる方であれば、不正のトライアングル(三角形)の一つを構成する要素として動機(プレッシャー)という言葉を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。