東京証券取引所は2023年3月31日、「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」の議論を踏まえ、以下の3点を上場会社に通知した。
①資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応(プライム市場/スタンダード市場)②株主との対話の推進と開示(プライム市場)③建設的な対話に資する「エクスプレイン」のポイント・事例
とりわけ①の対応は、PBRが1倍を割れている企業に「強く要請」されている...
東芝は2022年4月21日、潜在的な投資家やスポンサーとの戦略的選択肢の提案を「募集」すると発表していたが、2023年3月23日、日本産業パートナーズ(JP)などの連合による買収提案を受け入れることを公表した。
代表的な資本コストであるWACC(Weighted Average Cost of Capital)とそれに対応する収益力・資本効率等に関する指標であるROICは、日本の上場会社にも浸透してきている。