2017年第1四半期に公表された国内株式を対象とするTOBは7件でした(佐々木ベジ氏及び富士通によるソレキアに対する競合TOBは2件とカウント)。 直前四半期の公表件数は16件(佐々木ベジ氏及び富士通によるソレキアに対する競合TOBは2件とカウント)、前年同期の公表件数は11件でしたので、TOB市場は鎮静化傾向にあります。
7件のうち、3件が親子上場会社における上場子会社の完全子会社化を目的として実施したものでした...
ソレキア株を巡る争奪戦がヒートアップしている。フリージア・マクロス会長の佐々木ベジ氏は31日、TOB価格を3700円から4500円に引き上げた。富士通が29日に3500円から4000円に変更したことに対抗した。今後は富士通の対応が焦点だ。
自らが育てた経営陣に会社を承継させようと、MBOを考える未上場企業のオーナーは少なくないだろう。しかし、実際に活用するには資金調達をどうするかというハードルもある。果たして事業承継にMBOは使えるのか。