自動運転で進む小規模 AI 開発会社の買収

・アップル(Apple)

2019年6月26日、Appleはスタンフォード大学の機械学習研究者によって2015年に設立されたDrive.aiを買収することをAxiosに報告した。この取引により、何十人ものDrive.aiエンジニアが、AppleのEVプロジェクト「Project Titan」に参加することになった。「The Information」によるとこれは買収契約となり、AppleはDrive.aiの知的所有権を主張することなくDrive.aiから有能な人材を雇うことになる。

・フォード「Ford AI Argo AI 」

Ford Argo AIは地上交通システムを構築するために、小規模ながらさまざまな企業を買収している。2018年だけでもAutonomic、Transloc、Spinの3社を買収している。同社はCES(International Consumer Electronics Show)2018で、モビリティからスマートシティを構築することを明らかにした。さらに、独フォルクスワーゲンとフォードが業務提携を発表し、自動運転とEVを技術共有で大筋合意するとされている。

・トヨタ「Toyota Ai venture 」

Toyota AI Ventures LLCは2019年5月、AIとロボットスタートアップに投資するための1億ドルのファンドを設立すると発表した。 Toyota AI Venturesは、トヨタ自動車の先端研究を行うトヨタ総合研究所のベンチャーキャピタル子会社で、ギル・プラット氏をCEOに迎え、優秀な技術者を集めるとともに、マサチューセッツ工科大学やスタンフォード大学などの有数の大学とも提携しAI技術を活用した自動運転の開発を目指している。Toyota AI Ventures は、運転支援AIシステムを開発する「Nauto」や「Realtime Robotics」、「Connected Signals」、「SLAMcore」、「Intuition Robotics」といった会社に出資している。

・ゼネラルモーターズ(GM)「Cruise」

米グーグルの自動運転車開発会社Waymoと競合するCruiseを傘下に置くGMは、2016年に米配車サービス大手ウーバーのライバル企業だったSidecar Technologiesを買収している。さらに契約レストランのテイクアウトメニューを自宅に届けるDoordashとの提携やビジョンファンドからの11億5000万ドルの調達などで、さらに競争力を高める。

Cruiseの自動運転車(GMホームページより)