インドの自動車部品大手、サムヴァルダナ・マザーサン・インターナショナルが、経営再建中のマレリホールディングス(HD)の買収に向けて動き出した。債権者集会で提案された私的整理案では、マザーサンが主要スポンサーとなり、邦銀を中心に支持を集めている。買収が実現すれば、マザーサンは世界の自動車部品業界で存在感をさらに強めるとともに、電気自動車(EV)シフトへの対応力も一段と高まる見込みだ。
マザーサンはこれまで、世界各地で積極的なM&Aを展開してきた...
日産自動車は2025年3月期連結決算で6708億円の最終赤字を計上したことを受け、大規模な構造改革に踏み切る。国内外で7工場の閉鎖と2万人規模の人員削減を柱とする再建策を進める。日産の再建は軌道に乗るのか?ホンダを含むM&Aの可能性は?
ラーメン店の休廃業が過去最多になった。「国民食」となり行列ができる人気店がある一方で、客足が遠のいていないにもかかわらず原材料高や人手不足で閉店せざるを得ないケースが相次いでいるのだ。ラーメン店が生き残るためには、どうすればいいのか?
吉井企画(松山市)が10月23日、松山地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には岡本林弁護士(岡本法律事務所)が選任された。負債総額は約95億円。頓挫していた宅地分譲計画を練り直すかたちで「道後平ニュータウン」を販売していたが、苦戦した。
磁気治療器などのオーナー商法で高齢者を中心に約8000人を巻き込んだジャパンライフは9月4日、東京地裁から破産終結の決定を受けた。2018年3月の破産開始決定から5年半を要した。配当率は1.203%だった。