上場の小売企業による海外M&Aがここへきて活発だ。今年に入って4件を数えるが、4月下旬からの2カ月ほどの間に集中。先陣を切ったのはメガネ専門店「JINS」を展開するジンズホールディングス(HD)で、舞台はフィリピン。年間を通じて2件止まりだった昨年とは様変わりの感がある。
残る3件の買い手は「Zoff」を運営する同じくメガネ専門店のインターメスティック、スポーツ用品大手のゼビオホールディングス、シューズ販売大手のエービーシー・マートで、相手国は順にシンガポール、オーストラリア、韓国。
人口減少に伴う国内市場の縮小や競争激化の中、海外販路の開拓にアクセルを一段と踏み込む形だ...
「公益社」を中核とする葬儀最大手の燦ホールディングス(HD)が業界再編のアクセルを踏み込んでいる。昨年は「家族葬のファミーユ」のきずなホールディングスを、今年は冠婚葬祭業のこころネットの買収に動いた。
広告業界で広告運営の内製化やデジタル化の動きが進んでいる。今後のM&Aは内製化やデジタル化に関連した案件が増えるのだろうか。2025年の主だったM&Aを見てみると―。
外食・フードサービスを対象とするM&Aが活発だ。今年は9月末までで27件(適時開示ベース)と月平均3件で推移し、年間最多だった前年(32件)を上回る勢いだ。