多くのPEファンドに共通することですが、このビジネスにおいては原価がほとんどかかりません。インテグラルの2022年12月期の売上総利益率は94.2%でした。経費の多くは人件費が占めています。インテグラルの2023年7月末時点での従業員数は67。平均給与は1779万円。年間およそ12億円が給与として支払われている計算になります。ストックオプションも発行しており、今回の上場は従業員へのインセンティブという意味合いも大きいものだと考えられます...
フランス化粧品大手ロクシタン・インターナショナルは5日、会長で支配株主のレイノルド・ガイガー氏が同社を非公開化する計画を見送ると発表したことを受け、香港株式市場で前日比約30%も株価が下落した。欧州市場への再上場をめぐる憶測が後退したためだ。
損害保険の不正請求をはじめとする一連の不祥事で業績が急速に悪化しているビッグモーターが事業譲渡に向けて動き出した。デロイトトーマツ子会社のデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーが再生計画の策定に入ったのだ。売却に向けた第一歩となる。
ニデックの永守重信会長が、工作機械メーカーTAKISAWAのTOBにかける意気込みを露わにした。「1株あたり2600円の買付価格はTAKISAWAの株主にメリットがある。経営陣が拒否したら異常だ」と、敵対的TOBも辞さぬ構えだ。
半導体素材大手のJSRは、政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)による株式公開買い付け(TOB)が実施されると発表した。12月下旬に開始する見通しで、買付総額約9000億円の大型買収になる。政府が買収するJSRとは、どんな会社なのか?