数あるビジネス書や経済小説の中から、M&A Onlineがおすすめの1冊をピックアップ。今回はM&Aをテーマにした経済小説『闇と闇と光』を取り上げる。
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『闇と闇と光』 恵島良太郎 著 幻冬舎 刊
スタートアップの経営者たちへ向けた、異色のM&A小説。M&Aという経営者にとって人生最大のイベントを、物語を通じて疑似体験できる貴重な一冊だ。M&Aに関心を持つ読者にも入門の一冊として大いにお勧めできる...
M&A仲介の現場でも、法務スキルは欠かせない。とはいえ仲介業務に当たるコンサルタントの多くは弁護士ではないし、詳しい法務知識を習得する余裕もないだろう。そこで実務上、最低限の法務知識とノウハウをまとめた書だ。実務に沿った指南書になっている。
日本では「非上場株式を売却するマーケット(株式市場)がない」という。本書はあまり世間では知られていない「非上場株式売却の方法」をテーマに、資産防衛の観点から特に知ってほしい最低限の知識をまとめ、わかりやすく解説している。
2021年度に日本企業で最も最終利益が高かったのは約2兆8501億円を稼いだトヨタ自動車。では、2位はどこか?約2兆1800億円の最終利益をあげたONEである。その前身は、赤字垂れ流しで「お荷物」となった不採算事業の「寄せ集め世帯」だった。
日本を代表する大企業の一つ日立製作所の「社内改革」を手がけた張本人が詳らかにする「内幕本」である。同社はリーマン・ショックのあおりを受け、2008年度に7873億円という製造業では当時最大となる当期赤字を計上し、深刻な経営危機に見舞われた。