「洋菓子のヒロタ」を運営する21LADYが2020年3月期に債務超過に陥りました。超過額は1億6700万円。新型コロナウイルスが売上を直撃し、営業損失1億6400万円を計上したことや、2億3600万円の固定資産の減損損失をしたことが大打撃となりました。
新型コロナの世界的拡大を受けて、日本企業による海外M&Aが冷え込んでいる。7月前半の海外M&Aは4件にとどまり、このままでは6月に続き、7月も月間1ケタの低水準となる見通しだ。2カ月連続で1ケタとなれば、2013年以来7年ぶりだ。
ホームセンター・コーナンなどを展開するコーナン商事の業績が好調だ。2021年2月期第1四半期は新型コロナウイルス感染症対策商品が伸び、売り上げ、利益ともに第1四半期としては過去最高を更新した。
「外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案」及び関連改正政省令・告示が、2020年6月7日に全面適用となりました。M&A実務との関係で特に重要なポイントは、事前届出の対象の見直し、及び取得時事前届出免除制度の導入の2点です。
ドトールコーヒーなどのカフェを展開するドトール・日レスホールディングスが、ドトールコーヒーと日本レストランシステムが経営統合した2007年以来、初の赤字に陥る。
政府の観光振興策「GoToキャンペーン」がスタートする。ゴールデンウィークに新型コロナ感染拡大に伴う観光自粛で大きな打撃を受けた観光業界を救済する取り組みだ。旅行需要が高まる夏休みに向け、観光需要の喚起を図る。だが、その効果には懸念がある。
新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い、日本企業の海外子会社が経営破綻するケースや、海外子会社や事業の売却を余儀なくされるケースなどが次第に目立ち始めてきた。
政府は7月8日、経済財政諮問会議で「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2020」を公表した。「中堅・中小企業・小規模事業者への支援」では事業統合・再編を促すため、「予算・税制などを含めた総合的な支援策」を推進する姿勢を打ち出した。
「いきなり!ステーキ」などを展開するペッパーフードサービスは、米連結子会社のKuni’s Corporationを米国連邦倒産法第7章に基づき破産申請した。負債総額は約3000万ドル(約32億円)。
M&A Online編集部がM&Aデータベースで調べたところ、2020年1-6月の地域別M&Aは関東が活発だったのに対し関西は低調で「東高西低」だったことが分かった。
イオンの2021年2月期第1四半期の全損益が赤字に陥った。新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、4月のツヴァイに続く子会社売却案が浮上してくるかもしれない。
印刷技術などを用いて創造性(クリエイティブ)を表現するために必要なサービスを提供すクリエイティブサービスを手がける日本創発グループが、コロナ禍の中M&Aに対する積極姿勢を堅持している。
ホンダが系列サプライヤーの再編に動き出した。ホンダが筆頭株主となっているケーヒン、ショーワ、日信工業の3社に対してTOB(株式公開買い付け)を実施して完全子会社化した上で、日立オートモティブシステムズが3社を吸収合併する。その狙いと戦略は?
今回ご紹介するホワイトペーパーは、米国における新型コロナウィルスパンデミックに関連する雇用・労働関係訴訟リスクに関する論点を整理したものです。
2期連続で最終赤字に陥っているペッパーフードサービスが、ついに事業売却に踏み切った。同社では2009年にモスフードサービスからハンバーグやステーキを提供するステファングリル事業を譲り受けたほかには、M&Aに馴染みがなかった。
中小企業庁は6月30日、中小企業政策審議会基本問題小委員会の下部組織に「制度設計ワーキンググループ」を設置した。コロナ後の経済発展のため、国内企業数の99%を占める中小企業の資本増強やM&Aを通じた成長を阻む可能性がある制度を見直す。
2020年1~6月のM&A件数は前年同期を11件上回る406件で、上期として11年ぶりの高水準となった。新型コロナ感染にもかかわらず、件数上は影響を跳ねのけた形だ。一方で、1~6月の取引金額は1兆4671億円と前年同期に比べ約32%減った。
希望退職者を募集する動きがひっきりなしだ。6月も賃貸アパート大手のレオパレス21、外食チェーンのフレンドリー、免税店大手のラオックスなど6社に上った。1~6月(上期)では合計29社に上り、昨年1年間の36社に早くも並ぶ勢いだ。
小川カントリークラブは6月26日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約25億円。現在も営業は継続している。
トヨタ自動車系列のサプライヤーが苦境に追い込まれている。豊田章男社長は「新型コロナはリーマン・ショックを上回る危機だが、コスト削減で今期の連結営業利益で黒字を確保できる」と断言した。その矢面に立つのはトヨタに部品を納入する部品メーカーだ。
塩野義製薬はワクチンビジネスに参入する。2019年12月に子会社化したUMNファーマが保有する昆虫細胞などを用いた、たんぱく発現技術を活用した遺伝子組み換えたんぱくワクチンで実現を目指す。
米国の大手バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズは、がん免疫治療薬の開発に取り組んでいる米国のバイオベンチャー・ピオニール・イミュノセラピューティクスの買収に乗り出した。
航空券予約サイト「エアトリ」を運営するエアトリは、コールセンター事業を展開するアップセルテクノロジィーズ((東京都豊島区)に、エアトリ旅行事業でのコールセンターなどのオペレーション業務事業を約3億5000万円で譲渡する。
旅行会社大手のエイチ・アイ・エ スが苦境に陥っている。2020年6月19日に、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を理由に、2020年10月期第2四半期の業績予想を下方修正し、赤字に転落する見通しを明らかにした。M&A戦略に変更はあるのか。
セントラルスポーツは東京五輪水泳選手の後藤忠治氏(現会長)が1969年に創業したスポーツクラブ業界のパイオニア。創業50年の節目と同時に、コロナ感染に見舞われた。ポスト・コロナ時代のスポーツクラブ像をどう打ち立てるのか?