少子高齢化と人口減の影響で、人手不足が最も深刻な外食産業。中でも24時間365日営業が当たり前になっている全国チェーンの状況は深刻だ。外食産業は「働き方改革」にどう取り組むべきか。プランドゥ・エデュケーションの山本浩志社長に聞いた。
KDDIが30億円の出資を決めたデリッシュキッチン。5月25日に発表した決算では赤字額が23億1500万円。アプリのダウンロード数はリリースから約1年で900万を超える異例のヒットとなりました。が、広告収入モデルには限界がきているようです。
飲食店検索サービスの「ぐるなび」が5月9日に業績を発表。2018年3月期の経常利益は29.4%減の47億4200万円と冴えない結果に。しかも、2019年3月期の経常利益予想は前期比73%減です。株価はとうとう1000円を割りました。
KADOKAWAが初となるレストラン「INUA(イヌア)」を自社ビル内にオープンします。「イヌア」は世界中のレストラン誌や評論家から世界最高と呼ばれる「ノーマ」とパートナーシップを組み、同店のシェフが腕を振るうお店です。
食通を唸らせる東京の名店3選です。創業百年を超える老舗から、業界に革命を起こした人気店まで、大切な人と足を運びたくなるお店を厳選。実は意外な大手外食企業の買収案件もあり、その裏側を知ることもできます。外食好きビジネスマン必見!
アスラポート・ダイニングは2018年8月に、ジャパン・フード&リカー・アライアンスを完全子会社化する。両社の売上高はほぼ同規模なため今年度の売上予想を単純に足すと単独の2倍近い740億円になる。一気に売上高1000億円の大台が視野に入ってきた。
投資ファンド「ロングリーチグループ」が、UCCから珈琲館事業を買収しました。珈琲館は別ブランドも含め全国277店舗を展開。フルサービスでの店舗数はコメダに次いで2位。この買収でフルサービス型のカフェが市場を席捲するかもしれません。
飲食店の開業支援や求人情報、物件情報などを提供するシンクロ・フードが飲食特化型M&A仲介のウィットを1億5000万円で買収しました。シンクロが築いたインフラ包囲網は、飲食経営者をがっちりと囲い込んで離さない模様です。
格安ファミレスでお馴染みのサイゼリヤを取り上げます。2017年8月までの10年間の連結財務諸表を分析しました。
中小企業特化型のバイアウトファンド、J-STARが1月9日に相席屋を展開するセクションエイトの過半数株式を取得しました。相席屋はいわは体のいい「キャバクラ」です。ややグレーな会社に投資しようと決めたわけとは?
テンポスホールディングスの子会社あさくまが、新業態「やっぱりあさくま」をオープンしました。リブロースステーキが1グラム当たり6.9円と株式市場を賑わす「いきなり!ステーキ」を相当”オマージュ”した様子。新業態を起爆剤に上場の夢を果たせるでしょうか。
フィル・カンパニー<3267>と、飲食キュレーションメディアのベンチャー企業favyが資本業務提携を締結しました。favyは飲食店の集客メディア事業から脱皮して、実店舗運営に力を入れています。その中核をなすのが今話題となっているサブスクリプション型(定額制)の飲食店です。
DDホールディングス(旧ダイヤモンドダイニング)が、「kawara CAFE&DINING」などを運営するエスエルディーに対して公開買い付けを行います。買い付け予定金額は6億8000万円。エスエルディーはチェーン化しない戦略で、店づくりもお洒落で若者に人気です。しかし、そんな可愛い顔の裏には、棘が潜んでいるのではないですか、という話です。
今年2月から、個人消費喚起を向上させるキャンペーンとして鳴り物入りで、プレミアムフライデーが実施されたが、それを尻目に2017年1-10月の「飲食業」の倒産は634件に達した。前年同期より2割増で推移し、3年ぶりに年間750件を超える勢いをみせている。
10月2日、都内を中心にステーキ&カフェ「KENNEDY(ケネディ)」などを展開していたステークスが東京地裁に破産を申請、同日、破産開始決定を受けた。関連会社1社を含む負債総額は14億3700万円だった。
10月2日に東京地裁から破産開始決定を受けたステーキチェーン運営のステークス。破産直前の2016年12月期の最終利益は3,787万円の黒字だった。黒字転換は減価償却の見送りで捻出されたものだ。
500円で本格ピザが食べられるお店「ナポリス」を運営していた飲食ベンチャー遠藤商事が、今年4月に倒産。「ナポリス」の存続が危ぶまれましたが、10月に新体制の下、再スタートをきりました。500円ピザの「ナポリス」に何が起きて、今後どうなるのか。その詳細について説明します。
明治35年創業のコメ卸大手、神明が寿司業界第1位のあきんどスシローの株式33%を、英投資ファンド・ペルミラから取得します。出資額は379億円。神明はすでに元気寿司を傘下に収めており、スシロー・元気の経営統合を目論んでいる様子。神明が描く未来予想図とは?
業績好調のクリエイト・レストランツ・ホールディングス。成長戦略の中心にあるのが、M&Aを主軸とした『グループ連邦経営』です。多様な立地に、専門性や独自性を掛け合わせて、リスク分散を図りながらポートフォリオを強化するというもの。これこそが、これからの外食企業のあるべき姿なのかもしれません、という話です。
コメ卸最大手の神明が、雪国まいたけの株式49%を取得します。投資額は50億円以上。この一件の陰の立役者こそ、米投資ファンド大手のベインキャピタルです。今回、神明から50億円を手にした他、3年後に雪国まいたけを上場させて「うっはうっは」しようと計画中です。やっぱり青い目のあの人らは凄いっす、やり手っす、という話です。
プライベート・エクイティファンドの「ポラリス・キャピタル・グループ」は、洋菓子店を運営するBAKEを100億円強で買収しました。このニュースを「ファンドのよくあるIPO狙いの案件じゃん」と決めつけてはいけません。目を凝らしてよく見ると、ポラリスの本気度と、BAKEの有望さが見えてくるのでした、という話です。
丸亀製麺でおなじみ、トリドールホールディングス<3397>が外食企業に出資をする「ハーゲット・ハンター」が組成した投資ファンドHHCPに出資を決定しました。ファンドへの出資目的は、アメリカの外食市場で大きく成長するであろう、企業の情報をいち早く入手する、というもの。このニュースに”孫正義”臭を嗅ぎ取った人も少なくないはず。それもそのはず。トリドールは、通信・ITの何でも屋ソフトバンクに負けない事業展開を目指しているのでした、という話です。
コロワイドの社内報に掲載された会長・蔵人金男氏のコメントが、インターネット上で大炎上したことで話題になりました。今回の一件は、蔵人会長のワンマンっぷりに焦点が当てられています。(確かにそれも問題です)が、コロワイドのグローバル化戦略と、いつまでも単純なヒエラルキー構造を維持する組織体制のズレ。それこそが問題の本質ではないでしょうか、という話です。
「はなの舞」を運営する飲食業界第4位のチムニーが、「酔虎伝」「八剣伝」などを運営するマルシェと資本業務提携を締結しました。消費者や投資家からすれば、取るに足らない小さな資本業務提携です(実際、チムニーの株価はほとんど動きませんでした)が、実は今回の提携は居酒屋業界の熾烈な戦いにおける生き残り策を表しているのでした。
ニュースやワイドショー、新聞、雑誌などでひとたび話題になると人々の関心を引き、 株価にも影響を及ぼすこともある、企業のお家騒動。その騒乱の行方はどうなったので あろうか。これまでに起きた注目の企業のお家騒動をまとめてみた。今回は、2015年に創業者が亡くなった大戸屋HDを取り上げる。