2020年度(20年4月‐21年3月)の居酒屋の倒産(負債1,000万円以上)は175件(前年度比17.4%増)と2019年度の149件を大幅に上回り、過去最多を更新した。原因別の最多は「販売不振」が156件、形態別の最多は「破産」の166件だった。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、居酒屋が苦境に追い込まれている。「庄や」「磯丸水産」「和民」「はなの舞」「水滸伝」などがいずれも赤字に陥る。東京商工リサーチの調査では2020年度に居酒屋の倒産件数が過去最多となった。
コロナ禍で赤字転落した、ギョーザチェーン店「大阪王将」を展開するイートアンドホールディングスと、牛丼チェーン店「吉野家」を展開する吉野家ホールディングスが、V字回復する見通しとなった。
すし店の倒産件数が、2020年度(2020年4月~2021年3月)に前年度比1.45倍の32件に上り、2015年度以来5年ぶりに増加に転じた。倒産の多くは小・零細店で、客足の戻りつつある大手のチェーン店との明暗が鮮明になってきた。
ダスキンは宅配ピザ事業の取得を中止する。ミスタードーナツに次ぐフード事業の柱に育成することを目指し、2020年11月に取得を終える予定だった。宅配ピザ事業の取得が破談になった背景には何があるのだろうか。
ワタミの事業承継が着々と進んでいます。4月1日、長男の将也氏が取締役CFOに就任し、渡邉会長、清水社長に次ぐ第3のポジションを揺るぎないものとしました。脱ワタミへと転換した清水体制でしたが、渡邉会長の復帰で和民色が再び強くなりました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、2021年3月期に創業以来初の赤字に陥った、焼肉店「あみやき亭」などを運営するあみやき亭<2753>が、1年で黒字に転換する見通しを公表した。
英国風パブHUBがeスポーツ観戦の一大聖地となるのでしょうか? ゲーム開発のミクシィがHUBの第三者割当増資10億円を引き受け、さらにロイヤルホールディングスから5.5億円の株式を譲受して、20%の株式を保有する筆頭株主となります。
日本旅行、ハウス食品といった大手企業が飲食店支援に乗り出す。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、営業時間の短縮要請などが出されるなど飲食店の経営は厳しい状況にある。支援事業とはどのようなものなのか。
吉野家ホールディングスが2021年4月1日に、持ち帰りずしや回転寿司事業を手がける子会社の「京樽」を売却する。2000年から企業買収で業容を拡大してきた同社だが、コロナ禍で縮小均衡を余儀なくされた格好だ。