中小企業庁は3月30日、中小企業政策審議会金融小委員会を開き、資金調達などの課題を整理した。成長志向の中小企業に対するエクイティ・ファイナンス(新株発行による資金調達)の活用促進やサーチファンドの取り組みについても支援すべきとした。
中小企業庁は3月31日、2021年度補正予算「事業承継・引継ぎ補助金」の公募要領を公表した。再チャレンジに取り組むため廃業に係る経費を一部補助する「廃業・再チャレンジ」を新設し、従前からの「経営革新」「専門家活用」との併用も可能とした。
中小企業庁は3月30日、「令和3年中小企業実態基本調査」(2020年度決算実績)の速報を公表した。社長(個人事業主)の事業承継の意向については、全体の33.4%が「考えている」と回答。一方で「まだ考えていない」が最多の41.2%だった。
経済産業省は3月28日、「事業再構築補助金」の第6回公募を開始した。第6回公募以降では事業類型や要件を大幅に変更し、使い勝手を良くする。受付申請は5月下旬から6月上旬開始をを予定。2022年は、さらに3回程度の公募を見込んでいる。
中小企業庁は3月17日、中小M&A実施後の経営統合(PMI)に関する初の指針として「中小PMIガイドライン」を策定した。また5年ぶりの改訂となる「事業承継ガイドライン」も公表し、円滑な事業承継と経営統合の支援を促進する。
事業承継のアドバイザーには様々な専門機関があるが、どのアドバイザーが自分にとって良いのかわからない方も多いのではないだろうか。また、何を相談すべきか分からない方もいるだろう。そこで今回は相談機関として銀行がおすすめな理由を説明する。
M&Aを行うメリットはたくさんある。買い手にも売り手にも様々なメリットがあるが、銀行にM&Aの協力をしてもらうと、さらにM&Aのメリットが大きくなることはご存じだろうか? そこで今回は、M&Aの買い手が銀行のサポートを受けた場合に得られるメリットについて説明する。
5年以上も営業赤字に陥っている新聞配達事業者の全株式を縮小型事業承継ファンドが買い取り、同社の資産は縮小型事業承継ファンドが換価し、事業は従業員も含め近隣の同業他社に事業譲渡しました。
業歴50年以上の老舗出版社が、赤字の雑誌を廃刊し、雑誌の原価の見直し等を行い、収益構造の改善も並行して行った結果、利益はまだ少ないながら、BSの軽い会社となりました。
中小企業庁は3月10日、2021年度2次公募で登録要件を満たした「M&A支援機関登録制度」の登録ファイナンシャルアドバイザーと仲介業者を公表した。新たに545件が登録、1次公募分を合わせると支援機関は2823件に増えた。