「トリプルワン」3主力事業で半導体市場を深耕|【東証PRO】

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集積回路で常に先端技術を取り入れてきたトリプルワン (写真はイメージです。monsitj/Istock)

2008年、プロ向け市場制度として東京証券取引所にTOKYO PRO Market(TPM)という新市場が生まれた。それから10年余りの間に、いくつもの個性的な企業が上場を果たしてきた。

東京都中央区に本社を置き、横浜と福岡に事業所を構えるトリプルワン<6695>もその1つ。2017年6月30日にTPMに上場し、3つの事業を柱に国内はもちろん海外展開も積極的に進めようと目論んでいる。

3つの事業がバランスよく存在する強み

トリプルワンの3つの事業とは、「システム事業」「エンジニアリング事業」「プロダクツ事業」。システム事業はメカトロニクスの設計開発・加工・組立製造がメイン。エンジニアリング事業ではハードウエア、ソフトウエア、開発設計サービスを行っている。プロダクト事業では基板実装のほか、半導体・電子部品を提供する。いずれも一般の消費者の目には触れにくいビジネスだが、取引先からの信頼は厚く、着実に実績を伸ばしてきた。

ここ数年は社員45人ほど、売上高10億円強(2019年10月期は20億円を突破)の中小企業ながら、3つの事業を擁することがトリプルワンの大きな強み。特定の事業や市場の動向に業績が大きく左右されることなく、経営のリスクヘッジにもつながる。

それぞれの事業において取引先の価格や納期、品質に応じて機動的に対応できれば、より信頼感を高めることもできるだろう。取引先の注文・要望を超える設計提案などができれば、さらに信頼度が高まっていく。一般消費者の見えざるところで、こうした要素が奏功し、業績を上げてきた。トリプルワン は、そんな企業である。

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