廃漁具の再資源化事業を手掛けるamu株式会社がシードラウンドにて、7500万円の資金調達を実施したことを明らかにした。今回のラウンドでの引受先は、ANRI、UBE、ANOBAKA。融資における借入先は、七十七銀行と日本政策金融公庫。
「リサイクル」はSDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」に当たる重要な取り組みだ。かつて「コスト削減」の一貫と捉えられていたリサイクルも、消費者の意識変化でヒット商品になりつつある。そこで注目されている三つのリサイクル商品を紹介しよう。
ウッドプラスチックテクノロジーは、ウッドプラスチックを素材とする物流用パレットの生産を手がける大学発ベンチャーだ。同社は東京大学農学生命科学研究科の安藤直人教授(現・名誉教授)が開発したウッドプラスチック技術を元に2008年に事業化した。
食品用トレー最大手のエフピコが事業拡大を急ピッチで進めている。2017年から再生PET樹脂の生産力を増強、2018年5月には共同出資で新たなグラビア印刷工場を稼働した。積極投資で業界トップの地位は不動。この「快進撃」の原動力がM&Aだ。