大阪と和歌山を結び、関西国際空港にも乗り入れる大手私鉄の南海電気鉄道<9044>は、2024年12月27日に大阪の観光名所の一つで、幸運の神の像といわれるビリケン像を設置する通天閣を運営する通天閣観光(大阪市)を子会社化する。
南海電鉄は2018年に策定した「南海グループ経営ビジョン2027」で、難波の活性化をはじめ通天閣の玄関口である新今宮駅周辺の賑わい創出などからなる「グレーターなんば」構想に取り組んでおり、今後はこの構想に沿って南海電鉄と通天閣の協業をはじめ、通天閣のある繁華街「新世界」の活性化などに取り組む...
10年ぶりに営業利益が過去最高を更新した三越伊勢丹ホールディングスが、2026年3月期から2031年3月期までの6カ年の中期経営計画を策定し、この中でM&Aを実施する可能性を示した。