都心部で総路線距離195キロメートルの地下鉄を運営する東京地下鉄(東京メトロ)<9023>が、2024年10月23日に、東京証券取引所のプライム市場に上場した。
山村明義社長は上場を機に、コロナ禍で運輸収入が激減した経験を踏まえ、非鉄道事業である不動産や流通を強化する考えを示した。
また、上場によって、「さまざまなパートナー企業から声がかかるようになってきた。いろいろな連携が始まる」と、共創に向けた期待も露にした。
同社の非鉄道事業の現状や共創に向けた取り組みなどを見てみると...
食品スーパーマーケットとドラッグストアはいずれも業界再編が進んでいる。その中で「クスリのアオキホールディングス」は各地の地場食品スーパーを次々に買収している。ドラッグは食品スーパーを買収する背景にどういう狙いがあるのだろうか。
能美防災は積極的なM&Aを目標に掲げた「中長期ビジョン2028」を策定した2022年以来、3件目となるM&Aに踏み切った。2024年10月1日に電気通信工事会社のシステムズ(仙台市)を子会社化したのだ。
ヒューリックが、不動産事業を手がけるレーサムを子会社化することになった。事業領域が重ならないためマイナスの相乗効果やデメリットなどがなく、両社の強みを相互活用することで持続的な成長が可能と判断した。レーサムとは、どのような会社なのか。
引っ越し事業を展開するアート引越センターは2025年1月に、宅配便最大手のヤマトホールディングスが保有する、家財宅急便事業や引越事業を手がけるヤマトホームコンビニエンスの49%の株式を取得する。