【M&A仕訳】株式取得(連結会計編)
株式取得は、文字どおり、対象会社の株式を購入などにより取得するものであり、もっともシンプルなM&A形態といえます。単に「買収」といえば、基本的には現金を対価とした株式取得を指します。
北川ワタル
| 2018/8/16
2018.08.16
これらの費用や損失は債務性があるものであり、合併後の企業にとって負担となるものですから、会計上も負債として認識されることは自然な処理に思えます。しかしながら、合併時に負債として認識すると、決算書上はあらためて費用や損失として計上されることはありません。仮に、合併時に負債として認識しなかった場合には合併後に費用または損失として計上されることになりますので、損益への影響という点では差異が生じます...
株式取得は、文字どおり、対象会社の株式を購入などにより取得するものであり、もっともシンプルなM&A形態といえます。単に「買収」といえば、基本的には現金を対価とした株式取得を指します。