前回はサーチャーからエヌ・エス・システムの代表になった西澤泰夫氏との出会い、承継後の経営の実例紹介しました。最終回となる第10回では実例を踏まえて、事業承継の本質並びにサーチャーの役割について触れたいと思います。
まずどのような承継においても最初の入り口には創業者の想いがあります...
1984年4月1日、アメリカのスタンフォード大学を卒業したジムサザン(Jim Southern)がNova Capitalを立ち上げたのが初めてのサーチファンドと言われています。
大和証券グループ本社の中田誠司社長は、企業買収・合併(M&A)の助言業務について、手数料収入を352億円(2022年3月期)から今後2、3年で500億円まで拡大させる考えを明らかにした。