【LIXILグループ】海外M&Aに翻弄されながらもM&Aで1兆円企業へ
トステムとINAXの統合、その後の子会社5社の合併を経てLIXILグループとなった。約14年で売り上げを2倍強にするには、M&Aを行わずには達成できなかったのではないか。その軌跡を辿る。
M&A Online
| 2015/12/16
2015.12.16
13年6月期以降は売り上げが大幅減
直近の時価総額は1500億円を下回る
絶好調であったソーシャルゲーム事業がリードし、12年6月期までは毎期売り上げが大幅に増加しているが、13年6月期以降は売り上げが大幅に減少している。15年6月期の売上高は、924億円となっており1000億円を下回っている。売り上げの大幅な減少の要因は、12年5月にいわゆる「コンプガチャ」が規制されたことである。12年までの売り上げの大幅な増加、および、その後の大幅な減少に伴い、時価総額も大きく増減している...
トステムとINAXの統合、その後の子会社5社の合併を経てLIXILグループとなった。約14年で売り上げを2倍強にするには、M&Aを行わずには達成できなかったのではないか。その軌跡を辿る。