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ほぼ売り一色、数字で見る日本企業の「対中M&A」の内実とは?

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中国を象徴する天安門広場(北京)

日本企業がかかわる海外M&Aの相手として米国が断然トップに立つ。件数で中国が次ぐ。米国、中国は世界1位、2位の経済大国だけに順当といえるが、M&Aの中身をみると、実は好対照だ。対米M&Aは日本企業による大型買収が途切れることなく、攻めの姿勢で一貫するのに対し、対中M&Aは中国事業の整理・縮小に伴う現地子会社を中心とする売却案件でほぼ埋め尽くされる。

「売却」が圧倒的な対中M&A

日本企業の海外M&Aはコロナ禍の影響による落ち込みから復調を遂げた...

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2024.02.18