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最大で4製品!アップルの新製品ラッシュ、「ご注文はお早めに」

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9月は米アップルの新製品ラッシュの月だ。2021年は恒例の「iPhone」のほか、「iPad mini」や最廉価版の無印「iPad」、「アップルウォッチ」など最大四つの製品でモデルチェンジが予想されている。同時か個別発表かは定かではないが、アップルは米現地時間9月14日(日本時間では9月15日未明)に新製品発表イベントを開催するとアナウンスしている。今回注目すべきは新製品よりも、オーダー開始日時だ。

「iPhone13」はマイナーチェンジ版

最も注目されるスマートフォンの「iPhone13」は、事実上の「iPhone12s」と呼ばれるように現行モデルのマイナーチェンジ版である可能性が高い。衛星通信機能でテキストメッセージや位置情報を送信できるとの情報もある。これは現在、米ガーミンが提供している「inReachサービス」に近い。

衛星コミュニケーターのガーミン「INREACH MINI」(同社ホームページより)

同サービスは通信衛星「イリジウム」のネットワークを使い、空が開けている場所であれば地球上のどこからでも簡単なメッセージや緊急連絡、端末の位置情報をやりとりできる。ブラウザ、SNSなどのアプリ用のデータ通信や音声通信はできない。inReachの場合は個人向けで最低でも11.95ドル(約1320円)の月額料金と、1メッセージにつき50セント(約55円)の送信料がかかる。「iPhone13」が同様の機能を搭載した場合、携帯電話料金とは別に衛星通信料金が必要になりそうだ。

よほどの辺境地に出向く登山やヨットなどのエクストリームスポーツ愛好家を除けば、大規模災害で携帯基地局が機能停止した時のためだけに衛星通信サービスを有償契約するとは考えにくい。むしろ米国市場で販売済みの第5世代移動体通信規格(5G)のミリ波対応モデルを日本で投入する方が先だろう。

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