東京商工リサーチが実施した企業向けアンケート調査(有効回答8,174社)によると、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に関係なく忘年会、新年会を「開催しない」と回答した企業は70.4%(5,760社)に達した。
牛丼チェーン店の吉野家は、牛丼の一部商品を値上げした。収益力を維持が狙いだが、逆に顧客離れを起こし、業績の悪化につながる可能性もある。当面、吉野家の月次の売上高から目が離せない。
サイゼリヤの2021年8月期の売上高が前期比0.3%減の1,265億1,300万円となり、22億6,400万円の営業損失となりました。2020年8月期は38億1,500万円の営業損失で、赤字幅は縮小しています。しかし、黒字化する道は険しそうです。
B-Rサーティワンアイスクリームが快調に業績を伸ばしている。同社が2021年10月22日に発表した2021年12月期第3四半期は、営業、経常、当期の利益がいずれも前年同期の2倍以上に拡大した。
東京都は10月25日以降、都の認証を受けた飲食店に対して時短要請を解除し、飲食店が酒類の提供時間や営業時間を元通りにできるよう検討を進めています。飲食店にとっては喜ばしいことですが、協力金や助成金を失って業績に影響が出るのも間違いありません。
すかいらーくホールディングスは2021年10月18日に「ガスト」や「しゃぶ葉」2000店に、中国Pudu Robotics(深圳市)製のネコ型配膳ロボットBellaBotを導入すると発表した。
厳しい経営環境が続く飲食業界の中にあって、業績が回復する企業が増えつつある。すでに牛丼店や回転寿司店などは回復軌道に乗っており、これに続き業績回復を見込む飲食店とは?
ベーシック・キャピタル・マネジメントは中小企業に特化した投資ファンドです。2005年5月「アビバ」に出資をして再生支援をしました。2021年6月には菓子の製造機器の開発などを行うマスダックを買収しました。マスダックは「東京ばな奈」なども生産しています。
牛丼チェーン店「吉野家」を展開する吉野家ホールディングス、ソファーやはテーブル席で、ゆったりと牛丼を楽しむことができる新型店舗「クッキング&コンフォート」への改装を加速する。
安楽亭の売上高が戻りません。2022年3月期第1四半期の安楽亭業態の売上高は前期比0.3%減の20億4,700万円でした。あみやき亭焼肉事業の2022年3月期第1四半期の売上高は前期比22.4%増の37億2,000万円。安楽亭の出遅れが鮮明です。
ホットランドは2021年12月に、エムファクトリーと、い志井の両社から「もつやき・ホルモン・焼肉」事業を買収する。買収によって成長軌道に乗ることはできるのだろうか。
牛丼チェーン店を展開する吉野家ホールディングスが、他社との連携による販売店舗数の拡大に乗り出した。同社はドラッグストアチェーン「ウエルシア」で牛丼販売を本格化したほか、今後同様スタイルのビジネスモデルの展開に取り組む。
半額キャンペーンを実施したかっぱ寿司が、入店10時間待ちという大混雑に見舞われ、「お詫び」を出す異例の事態となりました。あまりの大盛況ぶりに店舗オペレーションが追い付かず、寿司が崩れた写真がSNS上にアップされています。
まぐろに関わる水産業、飲食業など636社の最新期の決算で赤字企業が105社増え、3社に1社が赤字だった。調査対象は東京商工リサーチの企業データベースで390万社。まぐろに関連する漁業や製造加工、卸小売、飲食業などを独自に分析した。
B-Rサーティワンアイスクリームが9月21日に2021年12月期の業績予想の上方修正を発表しました。営業利益を前回予想の7億6,000万円から22.4%増となる9億3,000万円に引き上げました。ただし、売上高は187億5,000万円で前回予想を据え置いています。
ラーメンチェーン「幸楽苑」を展開する幸楽苑ホールディングスが変身を始めた。から揚げの「幸楽苑のからあげ家」と「幸楽苑」とを合体し、イートインとテイクアウトの両方の需要に対応しようという作戦だ。
一風堂が新常態に向けてビジネスモデルを大きく転換しました。これまでは繁華街やショッピングモールを中心に出店してきましたが、矢継ぎ早にロードサイドと小商圏型の店舗を出店。低投資で早期回収が見込める郊外型へとスイッチしました。ラーメン店の中でも一風堂は苦戦をしています。
カッパ・クリエイトが攻勢をかけている。2021年9月15日からカッパ寿司全店で、“すごい”煮干ラーメンの販売を始めたほか、9月16日から24日の間の5日間は、食べ放題「くじ引き付 食べホー」を実施する。
居酒屋チェーン「金の蔵」を展開する三光マーケティングフーズ。新型コロナ禍で外食企業の多くが疲弊しているが、同社も例外ではない。逆境下、活路を求めて水産事業を立ち上げ、その一環として11年ぶりの企業買収に取り組む。反転攻勢ののろしとなるか。
ラーメンチェーン店の丸千代山岡家の、2022年1月期第2四半期の営業損益が黒字転換した。当初500万円の赤字見込みだったが、原材料費や人件費、店舗運営コストなどの抑制により黒字化を達成した。
飲食店同様にコロナ禍でグルメメディアも大苦戦を強いられています。ぐるなびは楽天やSHIFTに対する第三者割当増資で33億円を調達しました。食べログは新常態に向けた明確な一手を打ち出すことができず、他の事業に支えられています。
WDIは、1880年に東京・浅草で料理屋として創業した後、1903年にすき焼き専門店となり、100年を超える歴史を持つ、ちんや(東京都台東区)から「ちんや」ブランドを取得する。
うな丼の「名代 宇奈とと」の運営などを手がけるG-FACTORYは、「やきとりの扇屋」などを運営するヴィア・ホールディングスと提携し、2021年9月に両社のコラボ店を6店舗開店する。
GFAは9月30日に、食肉小売業の黒沼畜産から焼肉店事業(1店舗)を取得する。コロナ後を見据えて、飲食業界に本格参入する好機と判断したもので、2023年3月までに5店舗にまで拡大する。
持ち帰りニーズを取り込んだ外食の業績回復が目立ち始めた。セルフうどん店の「丸亀製麺」などを運営するトリドールホールディングスは、2021年4-6月期(連結)の営業利益が47億6900万円(前年同期35億5000万円の赤字)と黒字に転換した。