本書はコーポレートガバナンスについてのエッセイ(気軽に自分の意見をまとめた文章)集である。
岸田首相が掲げる経済政策の「目玉」としてクローズアップされている資産所得倍増計画。実は国民の資産所得ではなく、家計所得資産のうち株式投資の総額や口座数を倍増するのが目標だ。では、個人の資産資産を倍増するには、どれだけ時間がかかるのだろうか?
2022年度上半期(4-9月)に東京証券取引所に株式上場する企業のうち、国内不動産の売却を開示したのは46社(前年同期36社)だった。不動産売却は下半期に増加する傾向があり、年度では15年ぶりに100社を超える可能性も出てきた。
11月21日から11月25日までの&Aニュースをまとめました。
飲食業界の「コロナ破綻」が勢いを増してきた。11月22日時点で新型コロナ関連による負債1000万円以上の経営破綻件数が全国で累計4530件に達した。このうち最多は飲食業で711件と全体の15.7%。飲食店の大量倒産時代が目前に迫っている。
世界の巨壁に「単独」「無酸素」「未踏ルート」で挑み続け、クライミングの歴史にその名を刻み続けた日本人クライマーの足跡をまとめたドキュメンタリー映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』が11月25日より公開されます。
矢部謙介中京大学国際学部教授が執筆した「決算書の比較図鑑」が販売部数を伸ばしている。なぜ、決算書に関心が集まっているのか、誰が購読しているのか。矢部教授に背景をお聞きした。
日本のM&Aはコーポレートガバナンス改革を背景に増加しているが、日本経済が直面する長期的な課題を考えると、継続的な改善が強く求められている。日本のM&A市場がより強固になれば、日本経済全体にとっての価値が引き出されることになるかもしれない。
2015年1月に民事再生法の適用を申請し、投資ファンドインテグラルやANAホールディングスの支援のもとで再生に取り組んでいたスカイマークが2022年12月14日にグロース市場に上場します。しかし、コロナ禍で完全回復からは程遠い状況です。
山形県庄内地方・鶴岡市に本店を置く荘内銀行。県内で唯一、国立銀行を前身とする地銀で、幾多のM&Aを行い、経営統合に挑戦してきた。
2023年度税制改正に向け、与党税制調査会でスタートアップへの出資を優遇するオープンイノベーション促進税制の拡充が論議された。現行制度では除外されている発行済み株式の取得も対象になれば、すべてのスタートアップM&Aが大幅な減税対象となる。
NDAは、non-disclosure agreement(ノン・ディスクロージャー・アグリーメント)の略で、M&Aを実施する際に、秘密情報が第三者に漏れないようにするために、売り手、買い手の双方、または仲介会社との間で結ぶ契約の一つです。
総合ディスカウント店ドン・キホーテを展開するパン・パシフィック・ インターナショナルホールディングスが、新たな経営の柱の構築に乗り出した。既存の海外事業と買収した米国のスーパー事業を合わせた海外事業を第3の柱に育てる計画だ。
EPSは Earnings Per Shareの略で、イーピーエスと呼びます。1株当たりの当期利益を指し、当期利益を発行株式数で割って算出します。
今回ピックアップ企業に取り上げたのはM&A仲介最大手の日本M&Aセンターホールディングス。今年2月、売上前倒し計上による不正会計問題が明らかになり、経営を揺がす事態に発展した。さらに元常務の脱税事件が追い打ちをかけた。信頼回復への道筋は?
2022年11月7日から13日の日次集計データで最も売れたスマートフォン(スマホ)は2021年9月に発売された米アップルの「iPhone 13」だったという。最新モデルの「iPhone14」を差し置いて、なぜ今ごろベストセラーモデルなのか?
第3四半期のTOBは件数、金額ともに第3四半期としては2年ぶりの増加。年間累計では件数が前年通年の70件まであと22件だが、4年ぶりに減少する見通し。取引金額では第3四半期で追い上げて1兆544億円となったが、2年連続の減少となる可能性も。
大阪高裁は、経営支配権争いの中で資本業務提携契約を締結することを目的として行われた新株発行が「著しく不公正な方法による」ものであると差止めが求められた事案において、新株発行の差止めを認めませんでした。(大阪高決令和4年2月10日)。
トランプ前米大統領のツイッターアカウントが「復活」することになった。SNS大手の米ツイッターを買収したイーロン・マスクCEOがトランプ氏のアカウント復活を決めた。だが、当のトランプ氏は「ツイッターで復活する理由がない」と冷ややかだ。なぜか。
今回紹介するのは「亀裂 創業家の悲劇」(高橋篤史著、講談社刊)。創業者一族が経営権をめぐって骨肉の争いを繰り広げることが往々にしてある。株式を上場するような大企業であっても、親子や兄弟が争い、親族をも巻き込んで“お家騒動”に発展するケースは後を絶たない。
上場企業の希望(早期)退職者募集の動きが半年ぶりにぶり返した。11月はワコールホールディングス(HD)、大王製紙など4社が募集の計画を発表し、6月の5社に次ぐ今年2番目の水準(1月も同数の4社)となっている。今年の希望退職者募集はここまで21社と前年の半数にとどまり、全体として小康状態で推移しているが、雇用情勢をめぐり、年末に向けて気がかりな材料といえそうだ。
東京大学協創プラットフォーム開発(東大ICP)は、東京大学が100%出資するベンチャーキャピタル。東京大学の研究や人材を活用した起業家を主な対象とし、資金や育成支援を行っています。2020年に組成したAOI1号ファンドは総額256億円でクローズしました。
暗号資産(仮想通貨)取引所大手の米FTXトレーディングが11月11日、経営破綻した。負債総額は最大7兆円に上る見通し。FTXを宣伝した責任があるとして、米投資家が大リーグの大谷翔平選手や女子テニスの大坂なおみ選手らを提訴した。
11月14日から11月18日までのM&Aニュースをまとめました。
オリンパスの竹内康雄社長はロイターとのインタビューで、非中核事業の売却は一巡し、今後は注力する医療機器を強化するため、買収を模索する考えを明らかにした。