ご注意ください
この記事は公開から1年以上経っています。掲載されている情報は、公開当時のものです。

投資ファンドのエンデバーは、ピザハットを美味しく料理することができるのか?

alt
※画像はイメージです

ドミノ・ピザは60億円で買い、180億円で売れました

投資ファンドによる、ピザ屋の買収&売却には成功例が存在します。ベインキャピタルが仕掛けたドミノ・ピザの一件です。

日本経済新聞の記事によると、ベインキャピタルは2010年に60億円でドミノ・ピザを買収。企業価値を250億円まで引き上げて、180億円で豪「ドミノ・ピザ・エンタープライズ」に売却しています。

このときベインキャピタルは何をしたか。スマートフォンからの集客を強化しました。注文専用のアプリなどを設け、メニュー表としての機能だけでなく、クイズやキャラクターとのコラボレーションを仕掛けました。それが出店攻勢と上手く結びついて、会社が大きく成長できたのです。

エンデバー・ユナイテッドは販促への投資を加速するでしょう。テレビやインターネット、街中でピザハットを目にする機会が、劇的に増えると予想されます。

投資ファンド「エンデバー・ユナイテッド」とは?

▼ファンド総額:227億円
▼投資先:パレモ(アパレル)、ジェイトップ(物流)
▼設立:2013年

このファンド、親会社はフェニックス・キャピタルです。銀行が大量の不良債権を抱えた2002年ごろに設立された典型的なハゲタカ・ファンドです。

これまでに約40社、9本のファンドを組成。総額2400億円の資金を動かしていました。最も有名な案件が2004年の三菱自動車。リコール隠しが発覚して、信用が失墜していたころです。要するに、それだけの案件を抱えられるほどのやり手ファンドだということです。

フェニックス・キャピタルで検索をかけると、エンデバー・ユナイテッドのページが上位にきますね。正式に発表はしていませんが、フェニックスの活動はエンデバーに移行したようです。

ハゲタカ・ファンドのDNAを継承したエンデバーによる、ピザハットの調理方法に注目です。

文:麦とホップ

NEXT STORY

【米国ベンチャーM&A】シリコンバレーのラーメン事情と最近の外食関連M&Aまとめ

【米国ベンチャーM&A】シリコンバレーのラーメン事情と最近の外食関連M&Aまとめ

2017/06/09

ここ数年シリコンバレーで一番ホットだったのはラーメンといわれるくらいお店が増えました。一時期は製麺機の輸入が急増したと商社の人に聞いたことがあります。今回は最近の外食関連M&Aを取り上げたいと思います。