大学発ベンチャーの「起源」(5) KOALA Tech

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
*画像はイメージで本文とは関係ありません

医療関係での応用に注目

現行の無機半導体レーザーでは難しかった可視域から赤外域まで任意で設定できる発振波長といった性能に加えて、比較的容易な製法で量産できるためコストダウンが可能で、フレキシブル基板や透明素子などの有機材料の特徴を生かしたデバイスに実装できる次世代のレーザー技術だ。従来の無機半導体レーザーより小型化できるのも強み。

一方で有機半導体レーザーは高抵抗なので、従来のダイオード型のレーザーでは大きな電流をかけると発熱して性能が落ちる...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5