2008年、プロ向け市場制度として東京証券取引所にTOKYO PRO Market(TPM)という新市場が生まれた。それから10年ほどの間に、いくつもの個性的な企業が上場を果たしてきた。
東京都世田谷区に本社を置く株式会社ニッソウ<1444>もその一つ。不動産業界の業者を得意先とするBtoBのリフォーム業で、2018年9月にTPMに上場を果たした。
だが、ニッソウは2020年2月、上場する市場をTPMから名古屋証券取引所セントレックスに変更した。そこには、どのような意図があったのか...
アートフォースジャパンはこの10月に東京プロマーケットへの上場を果たした企業。メインは地盤改良工事、地盤調査、土木建築工事。静岡県伊東市に本社を置き、日本全国に営業所など18の拠点を擁する。新型コロナ禍のなか社内体制の整備に取り組む。
2008年、TOKYO PRO Marketの登場と同時期に愛知県蒲郡市で創業した株式会社動力。当初はスズキ太陽技術という社名だったが、2015年の上場を機に積極的にM&Aを重ねるとともに社名を変更。上場効果はどんな分野に発揮されたのか。