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最強チームは風通しも良く、ハラスメントとも無縁

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(写真はイメージ)

3.最強チームを構築しよう~「求められる人材像」の定義が肝心

最強チームの根底には「メンバー全員の活躍」があり、このための人材育成の仕組みが必要になります。この仕組みのキーになるのが当チームに「求められる人材像」の定義です。この定義を最初に具体的な形で実施することが肝要です。 以下は、ある法人向け営業担当課長が、定義した「求められる人材像」です。

〔当チームで求められる人材像〕
ⅰ) 販売する商品・サービスを熟知している、
ⅱ) 顧客のニーズを理解している。潜在的なニーズを顕在化するのも巧みである、
ⅲ) 上記に基づき、自ら提案書を策定できる、
ⅳ)本部の開発セクションと協同し、高度な提案を実施することもできる、
ⅴ)顧客の満足を引き出し、契約をクロージングすることができる。

このように「求められる人材像」が定義されると、課長は、部下一人ひとりが抱える成長課題を抽出・共有し、適切な指導を実施できます。各メンバーも「求められる人材像」に照らしてどのように努力すれば成長できるかが分ります。若いメンバーは先輩に「ⅱ)のコツを教えて下さい」、「ⅴ)の勉強のために帯同訪問していただけませんか」とお願いできます。 「求められる人材像」の定義があれば、チームの中に様々な相互作用が生まれ、お互い刺激し合い、切磋琢磨する雰囲気が自然と出来あがるのです。

上記の他、「業績進捗状況の見える化」の実施も推奨します。これは成績の悪い部下を怒るためのものではありません。チーム内の成功・失敗案件の情報共有を促進させ、また、業績進捗が遅れている部下をチームとしてどのように支援するかを検討するためのものです。 落ちこぼれをつくらないこと、全員が達成感・充実感・成長感を味わうことができること。これが最強チーム作りには不可欠です。

株式会社インソース より

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