「労多くして功少なし」ロレックスマラソンの現実

alt

入手の早道は百貨店の外商、目先を変えるのも手

転売対策の弊害として、店員が「在庫があっても転売しそうな客には売らない」のではないかとの指摘もある。真偽のほどは定かではないが、ネットには「店員と顔見知りになった方が有利」「身なりが良い方が売ってもらいやすい」といった情報が流れている。

現実には店側が露骨な「顧客選別」をしているわけでなさそうだ。来店した時に在庫があれば入手可能で、そのチャンスを狙って日参するロレックスマラソンの「ランナー」が跡を絶たない。とはいえ「運まかせ」のロレックスマラソンでは、労力の割に購入できる機会は少なく「割りに合わない」のが現実だ。

最も購入できる確率が高いのは、ロレックスを取り扱う百貨店の外商を通じて購入すること。さすがに一番人気のデイトナは入手困難だが、それ以外の人気モデルであれば店頭に通い詰めなくとも入手できるという。店頭ではお目にかかれない「サブマリナー」も、外商に頼めば2〜3カ月で手に入るとの証言もある。

ロレックスマラソンは中古品が新品よりも高いという状況下で起こっている異常事態。一方で中古品価格が高くないモデルは比較的容易に手に入る。

耐磁性に優れた「ミルガウス」は、スマートフォンやパソコンのような磁力を出す電子機器との親和性が高く、デイトナやサブマリナーのように近づけないよう気をつかう必要がないなど実用性も高い。人気機種狙いのマラソンから一旦リタイアし、目先を変えてロレックス選びをしてみるのも一興だろう。

廃番の噂も出た「ミルガウス」。もしそうなれば中古価格は暴騰するだろう(同社ホームページより)

文:M&A Online編集部

M&A Online編集部

M&Aをもっと身近に。

これが、M&A(企業の合併・買収)とM&Aにまつわる身近な情報をM&Aの専門家だけでなく、広く一般の方々にも提供するメディア、M&A Onlineのメッセージです。私たちに大切なことは、M&Aに対する正しい知識と判断基準を持つことだと考えています。M&A Onlineは、広くM&Aの情報を収集・発信しながら、日本の産業がM&Aによって力強さを増していく姿を、読者の皆様と一緒にしっかりと見届けていきたいと考えています。


NEXT STORY

人気ブランド「Folli Follie(フォリフォリ)」の日本法人が破産

人気ブランド「Folli Follie(フォリフォリ)」の日本法人が破産

2021/03/07

時計・アクセサリーブランド「Folli Follie(フォリフォリ)」事業を日本で展開していたフォリフォリジャパンが2月19日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は債権者189名に対して約13億4000万円。